凱旋門賞に向けて _海外遠征で結果を残すためには③(ローテーション編

G1レースには王道のローテーションというものが存在する。

皐月賞なら同場の弥生賞やスプリングS。
桜花賞ならチューリップ賞やフィリーズレビュー。
天皇賞(秋)なら毎日王冠。

他にもたくさんあるのだがここでは割愛するが、G1レースを狙う場合、大体がその前哨戦というものを使う。
天皇賞(春)や菊花賞は例外であるが、大抵、距離の近いレースや同じ競馬場で行うレースで適当に間隔の開いたものを使うことが多いはずである。

宝塚記念を狙うのに北海道スプリントCを使ったり、半年も休んで鉄砲で出ることはありえないと思う。
ましてや初めてG1に使うともなれば、無茶なローテーションは組めないと思う。

確かに鉄砲でG1を勝ってしまう馬や、前走とはかけ離れた条件のレースを勝ってしまう馬もいることはいる。
ただそれが最良の手段であったかといえば、そうでないように思う。

国内や近隣国への遠征であればまだ問題はないと思うが、欧州やアメリカの大レースへ遠征する際は是非とも前哨戦を使って欲しいものだ。
長期遠征となれば、検疫や滞在費の問題があり、なかなか容易なことではないが、本気で海外のレースを狙うのであれば、ステップは使うべきだと思う。
現に殆どの海外遠征馬が鉄砲で使い、結果を残してしまっているので、何とも言えないが、長期遠征でステップを使うことがマイナスになるとは思えない。
それは国内に目を向けて見れば分かることだと思う。

エルコンドルパサーの長期遠征は大成功だったと思うし、ディープインパクトも宝塚記念なんかよりもフォワ賞を使って欲しかったと思う。

結論。
現地には現地のステップレースがある。それを使うべき。
香港程度なら問題ないが(成田~シャティンの空路と美浦~京都の陸路ならさほど時間は変わらないのでは?むしろ近いか。)、
欧州やアメリカなら是非とも現地のステップを使って欲しい。

今年挑戦する、ハープスター、ゴールドシップ、ジャスタウェイは現地ステップを使わずに直行した。
ハープスター、ゴールドシップは札幌記念を使い、一応洋芝2000mを8月に経験したが、
ジャスタウェイは6月に府中の1600m。
ハープスター、ゴールドシップに若干の分があるかもしれないが、
それでも凱旋門賞のステップとしてはいかがなものか。

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