本当のトライアルレースの創設
昨日5月16日に特別競走の東京ダービートライアルが大井で行われた。
その名前の通り南関東クラシックの最高峰東京ダービーのステップレースであり、
2010年に第3のトライアルとして創設された。
本日このレースの出走表を見て、改めてステップレース、トライアルレース
とは何かを考えるきっかけとなった。
というのも、出走馬の中に、ピオンというカジノドライブ産駒がいたのだが、
この馬、最高着順2着が3回の未勝利馬(10戦0勝)なのである。5着/9頭
2010年より7年目のレースとなったが、未勝利馬の出走は
2011年のゴールドカミジン(20戦0勝) 7着/11頭
2015年のトーセンヌーヴォー(13戦0勝) 9着/13頭、キングストロンガー(9戦0勝) 12着/13頭
に次いで4頭目。
これを見て、ロイスアンドロイス(未勝利で1993に参戦)やジュネーブシンボリ(未出走で1988に参戦)の青葉賞(当時オープン特別)を思い出した。
2頭とも賞金を加算できずに、ダービー出走は夢に終わったが、
トライアルが行われる直前まで、未勝利、未出走馬が、ダービー出走への夢をあきらめずに済むのはいいことだと思う。
現状でも、(重賞は収得賞金が必要なので無理だが)未勝利馬がオープン特別のプリンシパルSに出走することは可能だと思われるが、
デビュー戦をプリンシパルSにするのは不可能だったかと思う。
ただ、プリンシパルS自体がフルゲートになることもあり、未勝利馬では除外されてしまうことは当然である。
誤解のないようにしたいが、決して弱い未勝利馬をダービーに進ませたいと言うわけではなく、
ダービーに出られればもしかしてと思わせる馬が、ダービー前に出走を諦めなければならないのはもったいないと思うのである。
そこで、ギリギリまで素質馬をクラシックロードから失わせないために、
ダービーの出走権確保のためだけのレースを創設してもらいたい。
名称は「東京優駿最終予選(仮)」とでもしておく。
ダービーと同場同距離の東京芝2400mで、1着のみ優先出走権。
これでは、従来と同じなので、1着賞金はなし(もしくは大幅に安く)
登録料は多く設定。日程は本番から逆算して中2周程度でいいだろう。
出走資格は、未出走、未勝利をメインに、既に優先出走権を獲得した馬以外。
これで例えば、仕上がりがなかなかに遅い素質馬でも、
ダービーの2週間前までがリミットになるし、
2歳新馬で素質を見せたが、故障で戦線離脱していた馬が間に合えばというのも考えられる。
トライアルとは試験、予選等の意味合いがあるが、
スポーツにおいては代表選考と呼んでもいいだろう。
現在中央競馬で行われている日本ダービーのトライアル競走は、
皐月賞、青葉賞、プリンシパルSの3レースがあり、それぞれ着順によって優先出走権を得られるが、
実際のところ、既に賞金順で出走権を得ている馬が出走する場合が殆どで、
代表は既に決定済み、ただのステップレースであり、
トライアル、未知の力を試すレースとは言い難い。
抽選で500万下の馬が潜りぬけるのも、一つの楽しみではあるが、
本気でダービーに出走してきた馬のために一つだけ枠を用意してもいいだろう。
また日本ダービー以外にも、3歳クラシックに関しては、最終予選レースが欲しいところ。、



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