地方競馬と中央競馬の祝日W開催

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10月10日体育の日は特異な日になりそうだ。

中央競馬が、月曜祝日の3日間変則開催となり、
通常「土」「日」「月」開催の岩手競馬と丸被りするからだ。

最近は中央競馬の月曜変則開催も稀ではなくなり、
月曜に平常開催している、ばんえい、南関東、岩手などとは、同時開催になることは多い。
また、高知や佐賀などは中央競馬と商圏がかなり離れているため、土日開催が基本であり、
ここは常時、中央と地方が同時に開催していることになる。

では何が特異かと言えば、
盛岡ではJpn1マイルチャンピオンシップ南部杯が行われるからである。

マイルCS南部杯と言えばご存知の通り、
指定交流の秋のダートマイラーチャンピオン決定戦であり例年中央馬が数頭参戦する。
今年も、コパノリッキー、ホッコータルマエなど超一線級が参戦する予定で、
中央の重賞と、地方の重賞を同時に楽しむことが出来る日となりそうだ。

但し問題点が2つあり、一つは、騎手資源が割かれてしまうこと。
南部杯に騎乗する騎手に、当日東京や京都で出走するお手馬もあったことだろう。
これ自体は3場開催でも頻繁に起こることなので、仕方のないことなのかもしれない。

もう一つは、当日競馬を観る場所によっては、楽しみ方が制限されてしまう恐れである。
というのも、JRA東京競馬場では、盛岡競馬場と姉妹提携している関係から、
岩手競馬専用の発売所が設置され馬券が買えるようになっている。
しかしながら京都競馬場では、システムの問題から発売窓口を用意しておらず、
岩手の馬券を購入することは出来ない。
逆にJRAは京都だろうが東京だろうがシステムは同じなので、
盛岡競馬場内のJRA投票所で京都大賞典の馬券が買える。

他にネット投票以外で岩手の馬券を購入するとなると、
WINS津軽、WINS後楽園が用意されているのみとなる。

京都競馬場で観戦し岩手競馬を買いたいファンは、競馬場にいるにも関わらず
結局モバイル端末などで馬券を購入することになってしまう。

今や、投票方法も多岐に渡り、どこでも馬券が買えるようになった時代。
今までは見向きもしなかった、遠方の地方競馬の馬券も買えるし、
レースの映像もウェブでいくらでも観戦できる。

場内施設もあるので、競馬場に足を運んでくれるお客さんは、もちろん大事だが、
馬券の売り上げだけを考えるなら、是が非でも競馬場に足を運んでくれないと困る
状況ではなくなったわけであるが、
これでは、地方中央ともに楽しみたい人は
競馬場に来ないでくれと言われているようなものではないか。

前述のとおり、
インターネット環境ではどこにいても地方競馬の馬券が買えるようになった時代である。
また海外の馬券も買えるようになったこの時代に、
競馬場にいるにも関わらず馬券を買うのに制限がかかるとは
何とも情けない話ではないか。

従来筆者は、
祝日の中央開催は地方競馬の売り上げのために控えるべきだという意見を持っていたが、
地方と中央の相互発売も促進され、売り上げに相乗効果をもたらしているようで、
むしろ地方の売り上げ貢献のために同日開催は効果的だと言える状況になっている。

ただ、システムの問題などで、ファンの楽しみを半減させるようなことがあってはならない。
一昔前に比べ、中央と地方の垣根はかなり低くなってきているのだから、
ここまで出来るのなら、
中央も地方ももうちょっとだけファンの目線まで感覚を下げていただきたいと感じる
10月10日の同日開催なのである。

ということで筆者は、自宅からインターネット投票とウェブ観戦で
キタサンブラックとコパノリッキーを応援することにする。

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