夏競馬は今年もつまらなかった

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さて今年も夏競馬が終わろうとしている。

毎年のごとく特に何もない、つまらない夏競馬だったと思う。

まず何がつまらないかと言えば、宝塚記念を最後に
一流馬が休養に入る時期であるということ。

そのため大レースがなく、7~8月の所謂夏開催で唯一のG2札幌記念が一番のピークである。
午前中は未勝利戦、メインレースが1000万下では、盛り上がるものも盛り上がらない。
それ以外には最近夏に移動してきたWASJと、誰も優勝馬を覚えていないサマーシリーズくらいだろうか。

最近は年間を通して、ほぼ3場開催で、ローカル開催も第3場として行われており、
夏だから近場で競馬が見られるというのは北海道開催くらいしかない。
北海道は道営門別が競馬を開催しているので、夏だ競馬だとイメージしているのは
特に函館近辺の方くらいしかいないのではないか。

東京、中山、京都、阪神の主要競馬場の芝を保全するため
3場全てローカル競馬場で開催されているが、
そもそも中央競馬が近くで開催されているからと言って、盛り上がっているのだろうか。

筆者の中央競馬の最寄りは東京競馬場であるが、正直なところ
開催日の京王線、武蔵野線は混雑で避けたいと思っている。

最近のインターネット投票事情により、馬券は家で簡単に買えるし、
中継もJRAは対応が遅いが、見ようと思えば家で十分見られる。

というか夏競馬でわざわざリアルタイムで見ようと思うレースがない。

最近で一番見たいなと思ったレースは、中央競馬は皆無。
地方でも各地のダービー馬が集まった大井のジャパンダートダービー、
黒潮盃を見たいなと思ったくらいしかない。
それもJDDは武豊、藤田菜七子、名古屋の木之前葵騎手が、
同じ日に騎乗するという付加価値があったからで、
レース単体ならTOKYO MXで十分だとも思う。

個人的に競馬場に行きたいと思うポイントは、
好きな馬、騎手の参戦。それも単体では弱く、複数の条件が重なってやっと腰が上がる。

競馬場で観戦する魅力は確かにある。臨場感は現地でしか味わえない。
ただし競馬観戦歴を重ねていけば、その臨場感よりも、混雑具合だとか、暑いとか、
競馬場の食事が高いとか、座る椅子がないとか、
職員が椅子の占拠を黙認していて腹が立つとか、
家でじっくり予想した方がいいとか、競馬場観戦のデメリットも見えて来るわけで。

果たして現地で観戦する客が、どれくらいの売り上げに貢献するのであろうか。
全国に場外馬券売り場があって、インターネット投票がこれだけ普及していると、
さほど現地が盛り上がらなくても、馬券の売り上げに直結しないように感じる。

JRAの夏競馬のCMを見てると、毎年のごとくアウトドア感、
ピクニック感を前面に押し出しただけのプロモーションで、
G1のCMはまだ内容に少しは触れているが、
夏競馬以外のコンテンツについては触れないCMになる。

JRAは一体何を売りたいのか。
夏の青空、広い競馬場、開放感をコマーシャルしておきながら、
行ってみればコンテンツは希薄。
夏だからと言って対象レースを変更したサマーWIN5は競馬場では買えず。

通常特別レースだけで組まれていたWIN5、特別登録の月曜日には
ある程度絞り込みの予想が出来たのに、最終レースが平場になってしまったため、
木曜の出馬投票後でないと、絞り込みが出来なくなってしまった。
北海道の最終レースは、特別なのに対象じゃないし。
単純に最終レースは、救済レースとして楽しみたいのに。
何なの、この意味わかんない変更。

話しが逸れた。

そもそも競馬場に客を入れたいのか、馬券を売りたいのか、
一体夏競馬とは何なのか。

結局は勝ち遅れた条件馬が、低レベルな争いを繰り広げるだけのつまらない競馬。
主催者も魅せ方がわからない不良コンテンツを夏競馬と言いたい。

一応は夏の楽しみの一つに2歳戦があるが、あまり2歳戦の馬券は買わない。
2歳戦を得意にしている馬券師もおいでのようだが、
情報が少なすぎて個人的には3歳以上500万下の方が買えるし、
まだ序盤の2歳戦をイチオシコンテンツにするには足りない。

そろそろ夏の目玉商品を投入してはどうか。

やはり面白い競馬というのはレースの質が大事で、
好メンバーが集まるレースは自然と注目が集まる。

秋の大レースを目指す連中は休養中かもしれないが、
そもそもが目指す当てのない不遇なカテゴリーを得意とする馬もいる。

そんな馬にスポット当てれば、春秋の競馬に影響を与えずに、
夏競馬を盛り上げられるのではないか。

夏の暑い時期に、大レースを組むことをあまり日本はしてこなかったが、
真夏のダービーと呼ばれるトラヴァーズS(G1)が開催される、
サラトガ競馬場の8月も25~32℃程度

具体的には、3点。
ダートのスプリント、ダートの3歳、ハードル障害に
路線整備の余地が大いにある。

芝中距離の似たようなカテゴリーばかりなので、思い切って小倉記念を
ダート1000のスプリント重賞にしてはどうか。

レパードSの賞金増額で、まさに日本版トラヴァーズSに仕上げる。

小倉サマージャンプSの賞金増額。
タフな大障害だけでなくスピードが求められる障害の大レースも欲しいところ
さすがにただの平坦順回りの障害コースで大レースというのは面白みに欠けるが、
中でも小倉競馬場はたすきとバンケットがあり、ローカルの障害コースでは
面白いつくりをしている。障害重賞の昇格を目指してもよさそうだ

ちなみに、現在の目玉である札幌記念のG1昇格の可能性だが、
以下のように調査したので、記載しておく。

現在G1昇格には過去3年間のレースレーティング115を満たす必要があり、
2013~2015平均で117.83
2014~2016平均で117

と一応は内規を満たしていることは付け加えておく。

過去4年(2013~2016)のレースレーティング
※2016年は上半期レーティングなので参考値

2013
1 トウケイヘイロー 牡4 117
2 アスカクリチャン 牡6 112
3 アンコイルド 牡4 111
4 アイムユアーズ 牝4 105 +4
5 ロゴタイプ 牡3 117
13 トーセンジョーダン 牡7 119
15 ルルーシュ 牡5 116
年間レースレーティング 111.25→牝馬アローワンス加算 112.25
レーティング上位適用  117.25→牝馬アローワンス加算 117.25

2014
1 ハープスター 牝3 117 +4
2 ゴールドシップ 牡5 124
3 ホエールキャプチャ 牝6 111 +4
4 ラブイズブーシェ 牡5 115
8 ロゴタイプ 牡4 114
年間レースレーティング 116.75→牝馬アローワンス加算 118.75
レーティング上位適用  117.50→牝馬アローワンス加算 119.50

2015
1 ディサイファ 牡6 113
2 ヒットザターゲット 牡7 112
3 ダービーフィズ 牡5 111
4 ヤマカツエース 牡3 110
5 ラキシス 牝5 115 +4
6 ラストインパクト 牡5 119
8 トーホウジャッカル 牡4 116
年間レースレーティング 111.50→牝馬アローワンス加算 111.50
レーティング上位適用  115.75→牝馬アローワンス加算 116.75

2016※上半期レーティング
1 ネオリアリズム 牡5 103
2 モーリス 牡5 124
3 レインボーライン 牡3 113
4 ヌーヴォレコルト 牝5 107 +4
5 ヤマカツエース 牡4 111
10 ヒットザターゲット 牡8 111
年間レースレーティング 111.75→牝馬アローワンス加算 112.75
レーティング上位適用  114.75→牝馬アローワンス加算 114.75

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