営利目的の馬名

桜花賞馬レッツゴードンキ

岩田が光ったレースだったが、
どうしても馬名が気になる。

パッと聞いた限り、
「ドンキホーテに行こう」
としか考えられないのだ。

競馬法施行規程22条の5で
「明らかに営利のための広告宣伝を目的として会社名、商品名等と同じである名称を附したと認められ、かつ、競走馬の馬名としてふさわしくない馬名」
は馬名として認められないことになっている。

しかしJRAの馬名審査では
「さあ進もう「ドンキホーテ」のように」
であり、
企業ではなく、スペイン小説のドンキホーテ
という解釈であるようなのだ。

確かに、ドンキホーテは企業名でもあり、小説の名前でもある。

しかし、馬名のローマ字表記は
Let’s Go Donki
であり、

ドンキホーテの綴り
「Don Quixote」
とは相違があるし、

小説の登場人物であれば、区切りはドン・キホーテである。
ドンは貴族の~卿のような意味であり、
キホーテ卿となるわけだから、
ドンキとは区切らない。

ちなみに馬主の廣崎利洋氏はドンキホーテ社とは、直接関係が無く、
営利目的に当たらないとも言えるが、
ドンキホーテ社代表取締役会長の安田隆夫氏とは交流があるようだ。

廣崎氏と安田氏とのアイディア勝ちとも言えるが、
JRAの馬名審査機関では、「営利目的になる可能性がある」として却下しても良かったのではないだろうか。

馬主の意図とは別に、新聞の馬柱に馬名が並んだときに、ファンがどう思うか。

自分が、感じたのは、第1にドンキホーテに行こう
第2に、ドンキから愚鈍なロバ(Donkey)を連想した。

イエスタカスももう少し捻れば、馬名審査が通ったかもしれない。

営利のための宣伝という意味では、
冠名も、実はあやしい部分がある。

エイシンなどは、玩具の企画製造販売の栄進堂であるし、
サクラのさくらコマース、古くはオンワードのオンワード樫山、ニホンピロの日本ピローブロックなど
企業名が冠名になっている例もあり、CMと言えなくもない。

まあ、今更冠名を規制するのも無理があると思うが、
馬名審査でJRA側が解釈で上手く丸めこまれないよう考えておく必要がありそうだ。

ファンは馬主のセンスと良識に期待するしかないのだが。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です