[弐段逆噴射クラシック] 君は見たか!北海道の輝きを!

そんな訳で、2006年5月24日に弐段逆噴射で書いたコラムをここでプレイバック。

君は見たか!北海道の輝きを!

それは一般的に見れば、小さな出来事だった。
一面を飾るわけでもなし。
トップニュースになるわけでもなし。
日本人の多くがそれを知らないかもしれない。
一頭の馬が一つのレースを勝った。
ただそれだけだった。

しかし、日本競馬史を揺るがす大事件だったことも確かだった。
北海道の英雄コスモバルクがシンガポールで戴冠した。

国内では壁に阻まれ続けた。
一昨年の皐月賞、ジャパンCでは、惜しくも2着。
地方馬が挑戦し続けた中央の壁は厚く、一度伝説は終わったものだと思われていた。

かつて幾多の地方の名馬たちが中央の壁に阻まれ、散っていった。
ライデンリーダー、ロジータ、レジェンドハンター、ネイティヴハート、ジョージモナーク…

確かに一頭だけ中央の壁を打ち抜いた馬がいた。
岩手の雄メイセイオペラである。
だがあのレースはダートだった。
メイセイオペラの主戦場である地方と同じダートだった。
ダートが劣っているとか、ダートが駄目だとは言わないが、
芝の壁がそれだけ厚かったということだろう。

だがバルクはその壁をひとつ上回る形で打ち抜いた。
コスモバルクの挑戦はまだ終わらない。
そして、伝説もまだ終わらない。

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