コスモバルク、アイルランド移籍

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地方馬として、出走権や輸送のハンデを克服し牡馬三冠に全て参戦、皐月賞では堂々の一番人気で2着。
実際地方馬だからこその人気もあったかもしれませんが、
百日草特別、ラジオたんぱ杯、弥生賞、セントライト記念の勝ちっぷりは圧巻で、実力の伴った人気だったのではないでしょうか。
また、その年のジャパンカップではゼンノロブロイに負けはしたものの、
同年代菊花賞馬にクビ差先着の2着。
負けて尚強し、存在感を見せ付けてくれました。
その後は勝ち星から見放されてしまいましたが、
2006年5月にシンガポールで偉業を成し遂げました。
地方馬として、中央G1(Jpn1)に挑戦すること23回。
中央G1(Jpn1)には、縁がありませんでしたが、それ以上の冠を彼は持っています。
堂々と胸を張って種牡馬入りも出来ると思うのですが、
有馬記念6年連続出走(最多記録)を最後に、
国内での競走にピリオドを打ち、海外に活路を見出すそうです。
彼自身は、地方だとか中央だとか、そんなこと分かるはずもないのでしょう。
本来なら彼にとって見れば、中央に移籍すれば楽だったのでしょう。
しかし彼が地方所属馬として日本で走り続けた7年間は、ファンと地方競馬関係者にとって大きな希望と勇気を与えてくれたのではないでしょうか。
本当に近年稀に見る、好きな馬でした。
近くで見れなくなってしまうのは残念ですが、
海の向こうからの吉報を待つことにしましょう。

競馬コラム

Posted by 函館孫作