東京大賞典 世界のトップ100 G1レース 第84位

IFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表した世界のトップ100 GIレースで、
2016年の東京大賞典が84位タイとなり、国際GIとなった2011年以来初めて、100位以内にランクインした。

世界のトップ100 GIレースとは、
2016年の年間レースレーティングの上位100レースをランキングしたもので、
数値は当該レースにおける上位4着までの馬のWBRRC(ワールドベストレースホースランキング統括委員会)
の公式レーティングの平均値である。

簡単に言うと強い馬が走るレースということであって
レースの格が分かるランキングである。

詳細なカテゴリなどは牝馬のアローワンス加算程度しか考慮されていないため、
世代別重賞、距離カテゴリを飛び越えて比較するのはナンセンスであろう。

とは言え、地方競馬としてはこれは快挙であると言っていい。

レーティングの高い中央馬が、4着までを占め、
事実上の馬場貸し状態、中央馬の精鋭選抜レースであるが故に
レーティングが上昇した背景はあるが、
地方競馬として開催しているのも事実で、
Jpn1ではなくG1の格であるのは伊達ではなかったようだ。

考えるべき一つの内容として、
中京のチャンピオンズCが99位タイで、日本のダートG1では、
(その差は0.5ポンドではあるが)東京大賞典が頂点であると数字が示してしまったこと。

単純に、上位4頭のうち、サウンドトゥルーとアウォーディーは同じで、
4着のカフジテイクとノンコノユメが同じ114ポンドなので
アスカノロマンとアポロケンタッキーの差ということなのだが。

交流競走なんて夢のまた夢、想像も出来ない時代から
有馬記念を範とした、年末の大一番でダートのチャンピオン決定戦として施行してきたレースと
結局は芝の格下としてしか存在しない中央のダートでジャパンCのおまけ程度に創設され、
距離も場所も定着しないレースでは、いくら地方と中央で主催者の規模が大きく違っているとはいえ、
レースの質にも反映されるようだ。

これは大井競馬場は称賛されるべき内容であるし、誇るべきことであるが、
もう言わずもがな、中央はダート路線の充当を早急に進めるべきであると言わざるを得ない。

しかしながら大井とて、このまま東京大賞典がランクインしました。おめでとう。
と終わらせるわけにもいかない。
上記の通り、中央馬のレーティングが高いからこそ得られた結果であり、
最近の東京大賞典の地方勢の面子たるや、前哨戦以下も多く、酷いものである。

また、過去、国際レースとなった2011年以降、
外国馬の出走は2014年のソイフェット(16着)ただ1頭であり、
このあたりも改善しなければならないところだろう。

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