レース名はもっと日本っぽい名前にならないものか

なぜ天皇陛下が君臨するこの国家で、
他所の国の女王様の名前のレースが行われているのだろうか?
日本の牝馬ナンバーワンを決めるレースであれば、
(杯を下賜されれば)皇后杯が最も適切だと思うのだが…

1970年にビクトリアCが4歳(現3歳)牝馬の最終戦として創設され、
1975年にエリザベス2世女王陛下が来日した記念に、翌1976年に創設され、
ビクトリアCの機能を踏襲したということだそうだ。

なるほど、ようするにエリザベス女王来日記念ということで、
当時としてはさほど問題のないレース名だったのであろう。

ただ現在においてはやや引っかかるレース名であるとともに、
西洋かぶれの横文字カタカナ大好きJRAの命名センスに疑問を投げかけたい。

というのも、下は国際セリ名簿でのグレードレースの表記であるが、
これはあまり良くない。

Queen Elizabeth II Cup G1…226,800,000 …3up f/m …2200 T …Kyoto
Queen Elizabeth II Cup
[Audemars Piguet] G1………24,000,000 …3up …….2000 T …Sha Tin

香港のレースではオーデマピゲがスポンサーに付いているという事なのだろうか、
括弧内にAudemars Piguetの表記がある。
細かく見れば場所も条件も賞金も違うので、分かることは分かるが、
パート1国としてレース名が被っているのはどうかと思う。

香港のクイーンエリザベス2世Cは1975年、
日本のエリザベス女王杯よりも1年前に創設された。
どちらも40年以上の歴史があり、創設当時は国際レースではなかったし、
国際セリ名簿基準委員会も発足前の話であるから、
この件については、どちらを直せとも言えないが、
レース名が被っていることは事実である。

さて、もっと問題なレースがある。
昔からあるにはあったが、最近になって改名され、早くも不要論が噴出しているレースである。

Hopeful S. G1 ………………350,000 …2yo …….7 D ……Saratoga
Hopeful S. G1 …………..152,200,000 …2yo c/f….2000 T….Nakayama

前述の「Queen Elizabeth II Cup」は日本では「エリザベス女王杯」と
「クイーンエリザベス2世C/女皇盃」と別の表記がされ、
混乱するのは、日本以外であるが、
ホープフルSについては、どちらもホープフルSであろう。

サラトガのホープフルSは2013年にG1格上げとなったが、
1903年に創設された100回以上の歴史のあるレースである。
日本のホープフルSは、中山で行われていたオープン特別から名前だけを継承したが、
レースの質と回次は「ラジオNIKKEI杯2歳S」の物である。
ユニークな名前があったのに、なぜあえてそこに名前を寄せたのか。
それも後を追うように2014年に改名している。

どちらも2歳戦で意味合いは「将来への希望に満ちた」的なことなのであろうが、
パート1国として、やるべき命名ではない。

ちなみにイギリスでもホープフルSは存在し、
1988年に創設された芝6ハロン、3歳以上のリステッドで、
こちらはまあ、本来なら付けるべきではないが、大レースでもないし、言語が同じ国では、
致し方ないとも思える。

Hopeful S. [Play costabingo.com On
Your Mobile] (L) …………….37,000 …3up……..6 T ……Newmarket

だが、日本の場合は別である。
言語も違うし、元の名前も違った。
少し海外競馬を知っている人ならホープフルSという名前があることくらいは知っている。
更に言えば、今や海外競馬もJRAで売っているわけで、
まず考えにくいが、(可能性は否定できない)
サラトガのホープフルSに日本馬が出走したらどうするのだろう。

当然よく見れば分かる。アメリカと日本なのだから。
しかし当該国ではないところでも、太字で書かれているわけで、逆に言えば、
日本のレースであるという事を示して行ければ、日本の生産界への後押しにもなる。

レース名を和名で考えられないものか?
どうしてカタカナにする?

ジュベナイルフィリーズ、フューチュリティSなど、
特に年齢表記が3歳から2歳に変わった時の命名が酷い。

セリ名簿にて太字で記載が出来る。
このことをパート1国の主催者であるならば、もう少し考えて欲しい。

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