2016 高知 重賞戦線

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高知 2016 重賞戦線

日付 重賞 距離 場所 条件 交流 勝馬
※特記なしは全てダート。
高知は重賞格付けを行っていないので便宜上賞金を記載(1着賞金、単位は万)
3歳
03/21 土佐春花賞 60 1300 高知 3歳 キモンクラブ
05/22 黒潮皐月賞 80 1400 高知 3歳 地区 ブラックビューティ
06/19 高知優駿 80 1900 高知 3歳 ディアマルコ
10/23 黒潮菊花賞 80 1900 高知 3歳 ディアマルコ
11/20 土佐秋月賞 80 1600 高知 3歳 地区 ディアマルコ
土佐春花賞は中央を1戦未勝利で下ってきたキモンクラブがここまで5戦無敗。
ここも勝って重賞初制覇を6連勝で飾った。2着は昨年の金の鞍賞馬ブラックビューティ。

黒潮皐月賞はここまで惜敗続きのブラックビューティ。
キモンクラブが大井に転厩し、代わりに筆頭に上がった
中央未勝利転厩後5戦3勝のセイエスパーニャは2着

高知優駿は高知生え抜きのディアマルコが優勝。
名古屋の若草賞、東海クイーンCで2着、園田ののじぎく賞を優勝して臨戦。
高知では珍しく西日本地区なら交流戦で上位のレベル。
高知デビュー、佐原騎手&那俄性厩舎の福山コンビで、
地方競馬ファンなら応援したくなる逸材。高知にスター誕生か。
2着にも高知生え抜きのハルノフェスタ。

高知優駿の後は地元を使わず、園田で重賞V、
さらに名古屋、大井にまで転戦したディアマルコが黒潮菊花賞優勝で高知クラシック連勝

世代重賞の最終戦土佐秋月賞もディアマルコ。
引きつけてゆったりとした逃げを展開したディアマルコが3角手前で仕掛けて、
そこからはほとんど追わずに着差を守ってゴール板通過。
中間西日本ダービーで2着も、高知では敵なし。
2着に黒潮皐月賞馬ブラックビューティ

古馬
01/17 大高坂賞 100 1400 高知 4上 サクラシャイニー
01/31 黒潮スプリンターズC 100 1300 高知 4上 全国 スクワドロン
02/14 だるま夕日賞 100 1600 高知 4上 メイショウツチヤマ
03/15 黒船賞 Jpn3 1400 高知 4上 指定 ダノンレジェンド
03/27 御厨人窟賞 100 1400 高知 3上 マウンテンダイヤ
04/10 二十四万石賞 100 1900 高知 4上 メイショウツチヤマ
05/04 福永洋一記念 100 1600 高知 4上 ニシノファイター
07/24 トレノ賞 100 1300 高知 3上 メイショウツチヤマ
08/28 建依別賞 100 1400 高知 3上 メイショウパーシー
10/02 珊瑚冠賞 100 1900 高知 3上 ブラックバカラ
11/13 黒潮マイルCS 100 1600 高知 3上 サクラシャイニー
12/31 高知県知事賞 150 2400 高知 3上 リワードレブロン
大高坂賞は高知の御大サクラシャイニーが南関東の特別を勝って臨戦しここは圧勝。
2着3着もベテラン、マウンテンダイヤとエプソムアーロン

黒潮スプリンターズCは中央の1000万クラスから転入4戦目のスクワドロン
マウンテンダイヤとエプソムアーロンはここでも2、3着。

だるま夕日賞はメイショウツチヤマ。
昨夏に中央オープンから転厩して、距離の長かった高知県知事賞以外は圧勝。
ここも順当勝ち。

黒船賞はJRAダノンレジェンドが連覇。
高知勢では黒潮スプリンターズCのスクワドロンが5着入賞。
メイショウツチヤマ9着、サクラシャイニーブービー11着
Jpn1の2着馬が出走では、地方勢は用無し

御厨人窟賞は惜敗続きのマウンテンダイヤが人気を落としてここで勝利
今の高知オールスターレベルの出走馬で、2着メイショウツチヤマは、
適距離で初めての敗戦。3着エプソムアーロン、4着ブラックバカラ、
5着に1番人気のサクラシャイニー。

二十四万石賞はメイショウツチヤマ。
2着にニシノファイター、1番人気マウンテンダイヤ5着。

福永洋一記念はニシノファイター。
近走着順を上げてきており、ここを逃げ切り勝ち。
メイショウツチヤマ3着で連を外す。

トレノ賞は二十四万石賞以来特別戦も入れて4連敗のメイショウツチヤマが復調V
さすがに特別戦を勝ち切れないとなると人気が落ちる。
2着に南関東から転入のカッサイ。高知で条件を連勝、園田の重賞を臨戦してここへ。

建依別賞は春は重賞で力が足りなかったが、
夏に特別を勝って力を付けたメイショウパーシーがここで重賞初勝利。
サマーチャンピオンを間に挟んだカッサイがまたも2着。

珊瑚冠賞はここまでA級特別をいくつか勝っているブラックバカラが
なんとここで重賞初制覇。
1番人気マウンテンダイヤ2着。

黒潮マイルチャンピオンシップはサクラシャイニー
交流受賞挑戦や他地区へ遠征などがあって年始の大高坂賞以来の重賞勝ち鞍。
黒潮マイルCSは2年ぶり2回目。2着にカッサイ
1番人気南関東から転入後特別連勝のカイロスは6着

日本の全競馬場の中で1年で一番最後の重賞、高知県知事賞は
メイショウパーシーが淡々と逃げて長距離らしいゆったりペース。
中団から2番人気リワードレブロンと1番人気イッツガナハプンが
2周目の向正面から、ほぼ同時に動き始めるが
手応えがまったく違い、4角で先頭に立ったリワードレブロンが押し切って優勝。
なんとかエンジンがかかったイッツガナハプンが2着。

2歳
11/23 黒潮Jr.CS 80 1400 高知 2歳 フリビオン
12/25 金の鞍賞 60 1400 高知 2歳 フリビオン
年度当初に予定はなかったが、高知の2歳資源が確保出来るということで、
高知デビュー馬限定の2歳重賞として開催が決定した黒潮ジュニアチャンピオンシップ。
1番人気フリビオンが出遅れながら向正面で仕掛け、
3角で先団に追いつき、相当長く脚を使ったが、
逃げたバーントシェンナを鼻差交わして優勝。

金の鞍賞は唯一の牡馬1番人気のフリビオンが番手追走から4角で交わして
そのまま押し切って優勝。高知2歳重賞を両方制した。
2着に道営から転入のタッチスプリント