地方馬短距離カテゴリへの活路

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サブノジュニアがNARグランプリ年度代表馬となった。

同年には船橋のアランバローズが全日本2歳優駿を制するなど、地方馬としてJpn1を2つもぎ取った形となったが、
地方を代表するJBCを勝ったことが評価され、満票でサブノジュニアが表彰された。
JRA賞とは異なり当然の受賞だったと思う。

2020年には2019年に続き、地方馬がJpn1を2勝するなど、
一時は中央には全く歯が立たないレベルまで低下していた地方馬の実力が、徐々に上昇している様相。

時を遡れば、フリオーソ、アジュディミツオー、メイセイオペラ、アプクマポーロなど、
1600から2000mの王道路線で、中央馬を蹴散らす猛者もいたが、
全く歯が立たない暗黒期を経て、今は短距離路線に地方の実力馬が多いように思う。

基本的にダートのレースでは世界的なダート競馬の流れがあるため2000m以下のレースが主で、
2000mを超えるレースは上位クラスのレースでごく僅かでしかない。
中央馬と地方馬がぶつかり合う交流重賞も2000m以下のレースが大半で、
2000m以下のレースを1600以下と1600以上に分けると凡そ半分になるが、
その中で短距離Jpn1ウイナーを輩出したり、またJpn2以下の交流重賞の成績を見る限り、
中央馬と地方馬の実力の差は短距離になるほど小さい。

そこで、地方競馬には是非とも距離カテゴリを短距離に大きく振って欲しいのだ。
中央に比べ競走馬資源に乏しい地方競馬で、距離カテゴリを細分化することは、
ピラミッドの底辺を狭くし、頂点を下げることになってしまう。

実際地方競馬は距離カテゴリを1600m以下に落とし込んでいるのが現状で、
ランダムに地方競馬の1日のレースを見てみても、全レースが1600以下のことが多く、
唯一重賞レースが1800~2000mということもザラにある。

では現状で短距離にシフトしている地方競馬に対して、何を同じことを言っているのかというと、
交流重賞の短距離化と超長距離重賞の短距離化である。

下級クラスなど通常行われているレースの大半が1600m以下の短距離であるのに対し、
交流重賞は半分が中距離である。
突然交流重賞で普段走っていない距離を中央の実力馬と戦うのは、
少し無理があるのではないだろうか。
騎手も含めて、地の利や距離の利が地方馬が短距離で活躍できる一つの要因ではないかとも思っている。

また長距離重賞は地方には不要である。
小回りコースを何周もスローで回っているだけのレースは見る価値もなく、
年間に1,2レース程度の突然の長距離重賞は、前走から距離1000m延長など、
ローテーションにひとかけらのメリットもない。
ほぼ全日全レースを1600m以下で行って突然年1回だけ2400mを行うのはバラエティに富んだとは言わない。
長距離レースが売り上げが良いというのなら、レースを増やせば良いはずだし、
年1度だけのレースなら売り上げが伸びている訳でもないのだろう。

長距離重賞を短距離化することによって、
短距離区分での対戦の相乗効果を促し、
短距離区分での地方馬の実力を強化する。
交流重賞も短距離化することによって、
実力が向上した地方馬サイドへの賞金分配を傾けさせ、
生産資金を向上させ、良質な馬資源を確保し、
地方競馬の人気を向上させ、売り上げを向上させる。
という青写真を描いてみるが、どうだろうか。

長距離重賞には愚生には思いもつかないもっと大きなプランがあるのかもしれないが。

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