JRA賞の疑問点2019

ここ数年さほど異論はなかったJRA賞だったが、久々に狂ったJRA賞に一言いいたい。

今回言いたいのは、その場その場で評価基準を変えて投票するなよということ。

まず最優秀古馬牡馬であるが、ウインブライトへの評価は間違いなく
海外G1を2つ制覇したということだろう。
しかしながらこれを評価すると、
最優秀3歳牡馬はアドマイヤマーズが海外G1と国内G1を2つ制し、
皐月賞のみのサートゥルナーリアより上位であると思える。

逆に国内の成績を評価するのであれば、サートゥルナーリアよりも、
古馬G1を制覇し、Jpn1も勝っているクリソベリルが上位であると思えるし
古馬牡馬は、国内ではG2とG3のみの成績であるウインブライトより、
マイルG1を春秋連覇したインディチャンプが妥当であると言える。

一応は最優秀短距離馬と、
最優秀ダート馬という部門で、それぞれインディチャンプ、クリソベリルが表彰されているが、
あくまで最優秀○歳という部門はクラシックディスタンスというのであれば、
それは評価基準にきちんと明記すべきであろう。
実際に最優秀3歳牡馬には、サートゥルナーリア124票に対し、アドマイヤマーズに107票、クリソベリルに24票。
同じく最優秀4歳以上牡馬にはウインブライト136票に対し、インディチャンプに118票とまともな票を入れた記者もいるということは、
部門ごとに距離区分や芝ダートを問うていないことが窺え、
歪な投票はいささか差別的であるとも思える。

いい加減に、JRA賞は評価基準を明確にすべきではないか?
また評価区分を細分化すべきではないだろうか。

アメリカの年度代表馬を決めるエクリプス賞では、欧州馬が評価されることもあるし、また欧州のカルティエ賞でアメリカ調教馬が表彰されることもある。
当然日本馬もそれ相応の成績を現地で納めれば、エクリプス賞やカルティエ賞を受賞することが可能だろう。

しかし日本の馬が外国で走り、それをJRA賞で表彰してしまっていては、外国馬が日本で走った場合、いつどこで表彰されるのだろうか?
一応JRAの最高格のレースは国際G1レースであり、
外国馬が席巻する可能性もなきにしもあらず。

まあ皮肉にもそんな心配をする必要もないほど、だーれもこない極東な訳であるが。

ということで
1、距離別のSMILE区分、年齢別に2歳/3歳/古馬、芝/ダートと各牡牝別に細分化。
2、国際開放されているレースなのだから、調教国での所属差別をせず、国内のレースで走ったことのある全ての馬のパフォーマンスを評価すること。
3、年度代表馬だけは、各部門を決めた後の決戦投票にするべき。
の3点を提案したい。

当然この方式では、まずおかしな投票になることはなく、年度代表馬以外は、ほぼ機械的に決まっていくだろう。
しかし、記者の私情が入ることの方がおかしく、評価は正当に下されるべきであると考える。

また、これは一つ個人的に残念な事例であるが、最優秀2歳牡馬がホープフルSの勝ち馬であるということ。
現状で2歳牡馬は朝日杯かホープフルSに路線が分かれており、距離区分も違うために、
両者が対決することや、G1を2勝する馬が出てくることはなさそう。

最優秀2歳という部門においては、一つ仕上がりの早さやスピードに特化した部分、早熟である点を評価したい訳で、
そういった意味で、朝日杯の勝ち馬の方がザ・最優秀2歳であると思うし、
そこに一つの魅力があると思う訳で。

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