武豊初の参戦となる韓国競馬。
そもそもが参戦できるレースがなく、
韓国馬事会と聞くと、日本の競馬ファンには馴染みのある語呂だが、
パート3国に認定されたのが2004年
国際レースが設立されたのがようやく昨年のこと。
馬産での交流は割と古く、1980年代にコーネルランサーなどのダービー馬が寄贈されたり、
個人的な思い入れではメイセイオペラが渡った国という印象が強い。
騎手は1990年代辺りより交流が行われてきたが盛んというほどでもなく、
賞金水準で利があったため地方競馬所属の騎手の短期免許参戦という場合が多く、
JRAの騎手が参戦するのは2009年の青木芳之を待つ必要がある。
レースの交流は2013年に大井と韓国馬事会の交流競走が行われ、
大井のトーセンアーチャーと的場文男がこれを制している。
また2015年にJRA所属馬エスメラルディーナが韓国遠征を実施。
ローカルG3を藤井勘一郎と共に制している。
そういった意味では、割と参戦する機会は早く訪れたように感じる。
第2回コリアCのパートナーはクリソライト
昨年は割とテンが速い韓国競馬に対応できるのかとも思ったが全くの杞憂に終わり、
あの大圧勝劇ならば、今年も最有力と考えて良さそう。
相手は、同じ日本から参戦のロンドンタウン。
また、フランス、アメリカ、香港などから6頭ほど登録されているので、
他の海外馬の動向は注目したい。
もう一つ施行されるコリアスプリントは、油断できない。
昨年は香港馬がこれを制し、同年に大井の交流重賞でユタカが2着に持ってきた
グレープブランデーで3着。そして2着には地元韓国馬が入っているあたり、
短距離に関しては交流重賞クラスの力はありそうだ。
さらに外国からも、G1馬の参戦が予定されているなど、
グレイスフルリープでは少し足らないかもしれないが、
それこそ名手の腕に期待したいところ。
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