3日間開催を辞めて、3場開催に

台風と雪。これら自然現象は特に想定外ということはなく、日本においてこれらは、
例年ごく普通に発生する自然現象であると皆認識していることであろう。
1~2月、9~10月においてそれぞれ、
その可能性が高まることは日本人なら誰しもが知っていることである。
そして、これらの自然現象は、競馬の開催に支障を来たす。

興行としてないに越したことはないが、
日本の天候では必ず考慮しなければならない現象である。
また、例年の猛暑、酷暑日の増加で気象庁も呼びかけを行っている。
気温上昇による、屋外でのイベント等に、影響が出る可能性もある。
当然屋外で行う競馬開催も中止の可能性がある。

競馬開催日に台風や雪の可能性を考慮して、
前日から馬券発売を取りやめるなど、リスクを管理できている一端を見せるが、
あくまで馬券を発売する点においてのみであり、
馬や馬に携わる人(当然主催者の職員を含む)への配慮は欠けていると言ってもいい。

実際中止になった場合、翌月曜日に代替開催が行われるが
3日間開催で月曜祝日で開催している場合はどうなるのだろうか。
翌火曜日、または翌週の金曜日だろうか。

月曜日は全休日であり、競馬開催が順延になった場合は休日がなくなってしまうが、
競走馬のローテーションを考えると、
土曜が代替で月曜日となっても、その週の中で納まるイメージ。
逆に考えれば、そもそも3日間開催があるのであれば、そこの開催は問題ないのである。

ただ、その代替開催を行う月曜日に、元から開催日を当てがってしまった場合、
その代替日は、その枠をはみ出し、火曜日以降の代替になること。
さらに3日間開催としたことで、中止リスクは2日間開催より単純に1日増えることになる。
以上を踏まえて、月曜日は常に予備日として、開けておくべきだと考える。

3日間開催は代替日、予備日のことを考えると通年で実施しないことが望ましいが、
特に上記の通り、日本の天候と競馬開催への影響を考えると、降雪の可能性のある1~2月、
台風の可能性のある9~10月は絶対に避けるべきである。

2019年には3日間変則開催が4回。
そのうち3回が天候の影響を受けそうな1月、9月、10月なのである。
1月と9月は問題なく開催されたが、見事に10月の3日間開催に台風が直撃し、
東京競馬は土日共に中止。月曜は通常通り開催されるようだが、
土曜の開催は火曜に順延。日曜の開催は翌月曜に開催されることになった。
馬や関係者各位のご苦労を労いたい。

一応は民間企業であるので、売り上げ重視なのは別に悪いことではないが、
代替日開催は、裏開催の単独開催で大幅に売り上げが伸びたりするが、
基本的には大幅に下がることが多い。
順調に開催出来れば売り上げも伸びるだろうが、
わざわざリスクを背負って開催する必要があるのだろうか。
胴元がギャンブルをする必要はないと思うのだが。

競馬法によって年間288日の開催日数が定められている。
3日間開催を3場開催に置き換えることは不可能であろうか。
女性や若手の騎乗機会を確保するなど、色々と改悪を繰り返しているようだが、
単純に3場にすることで、騎乗機会は増えるだろう。
全国で1日に24レースと36レースでは大分必要な騎手の数が変わってくる。
いわゆるローカルでの開催は売り上げの面で落ち込むだろうが、
ローカルを自らが減らしていては、このコンテンツが魅力のあるものにはならない。
つまらなくしているのは、JRA自身だという事に気付いているのだろうか。

2019年では年4回ある3日間開催で、その全てが2場開催である(5月は変則2場)。
単純に月曜に行っている競馬8日間分を、
ローカルに当てて3場開催とすればよいのではないか。

ローカル開催はいつの間にか開催日6日に変更され、3週間で開催が終わってしまう。
1開催8日間の枠はこれまで通りで、そこまでは開催できるので、
例えば2019年では1月14日(祝)の競馬は中京の土日に置き換えられるし、
4月29日(祝)の競馬は素直に土日に当てはめればいい。
むしろ変則にするなら5月5日(日)を辞めて6日(祝)の開催だろう。
いつの間にかしれーっと行われているし、
府中大國魂神社の暗闇祭りとの兼ね合いはどうしたんだろう?

9月16日(祝)は函館札幌が1開催8日間なら、最終週が置き換えられるし、
10月14日(祝)はわざわざ新潟を1週開けるという酷さ。
JRAの新潟競馬はそんなにつまらないコンテンツなのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です